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水 水の痕跡 資料確認済み

地下に入った羽島用水と、地上に残った一区間(両内野のせせらぎ)|何があった場所か

自治体史・公的アーカイブ・碑文や現地の掲示など、一次資料で内容を確認済みの情報です。
位置精度: 地点特定(ピンは水が地上に出る岩組=暗渠の口。せせらぎはここから西へ約70mにわたって続く) / 最終確認日: 2026-09-12
砂利の園路の脇を、石で縁取られた流れが蛇行している(2026年9月撮影)
砂利の園路の脇を、石で縁取られた流れが蛇行している(2026年9月撮影)

木曽川の犬山頭首工で取水された羽島用水は、家庭雑排水の流入とゴミ投棄への対策として地下の管に入れられた。東海農政局は、国営総合農地防災事業「新濃尾(一期)」(平成10年度〜平成21年度)で主要工事計画に羽島用水路(延長18.3km)を挙げ、構造を「管水路(内径2.2~1.6m)、その他」と記す。地上は緑道になり、流れは見えなくなった。

その途中に、一区間だけ水が見えている場所がある。石で縁取られた流れに鯉が泳ぎ、水底の小石まで透けて見える。ただし、現地の掲示板に「羽島用水」の四文字は無い。板に名を出しているのは地元の「両内野せせらぎ会」で、春に牡蠣の貝殻2袋を水源に投入し、下流約1kmを年6回草刈りしていると書く。水は湧いているのではなく、コンクリート擁壁の下に開いた暗渠の口から出ている。この水が羽島用水の本体なのか、並行して流れる別の水なのかは、現地の表示でも公的資料でも確かめられなかった。

時のながれ

現地の写真

水面に空と木立が映る中を錦鯉が泳ぐ(2026年9月撮影)
水面に空と木立が映る中を錦鯉が泳ぐ(2026年9月撮影)
木柵のガラス掲示板。管理者として「両内野せせらぎ会」の名が入る(2026年9月撮影)
木柵のガラス掲示板。管理者として「両内野せせらぎ会」の名が入る(2026年9月撮影)
大石の下に暗渠の口が開く。上部はコンクリートの擁壁と配管(2026年9月撮影)
大石の下に暗渠の口が開く。上部はコンクリートの擁壁と配管(2026年9月撮影)
地下に入った羽島用水と、地上に残った一区間(両内野のせせらぎ)の位置を示す地図
この地点の地図(地理院タイルに地点を加筆)

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