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深泥池(氷河期の生きものが残る池)|何があった場所か

史実として広く知られているが、当プロジェクトとしては一次資料での検証が未完了の情報です。
位置精度: 地点特定 / 最終確認日: 2026-09-28

京都盆地の北端、京都市北区上賀茂にある深泥池は、周囲約1.5キロメートル、面積約9ヘクタールの小さな池である。京都府の資料によれば、東から西へ下る谷の出口が賀茂川の扇状地の堆積物でせき止められてできた池と考えられ、本格的に水がたまり始めたのは約1万年前以降である。池の中央には池の面積の3分の1を占める浮島がある。京都市によれば、浮島の下には水の層があり、夏には浮かび上がり、冬には沈んで水をかぶる。

浮島は、分解されにくい植物の遺体が積み重なった上にミズゴケなどが育った高層湿原で、本来は寒冷地に発達するものである。京都府は、地下から湧く冷たい水が池の水温の上昇を防ぎ、この湿原を保っていると考えられるとし、ホロムイソウやミズグモなどを最終氷期からの生き残りの種として挙げる。昭和2年(1927)6月14日に水生植物群として国の天然記念物に指定され、昭和63年(1988)には対象が動物を含む生物群集全体に広げられ、深泥池生物群集の名に改められた。京都府は、近年の富栄養化や外来魚の侵入、シカによる食害も記している。

深泥池(氷河期の生きものが残る池)の位置を示す地図
この地点の地図(地理院タイルに地点を加筆)

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