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水 水の痕跡 資料確認済み

東隧道(水と道を、一つの穴に通した震災復興)|何があった場所か

自治体史・公的アーカイブ・碑文や現地の掲示など、一次資料で内容を確認済みの情報です。
位置精度: 地点特定 / 最終確認日: 2026-09-18

横浜市保土ケ谷区岩井町の丘を抜ける、馬蹄形のトンネルである。横浜市都市整備局都市デザイン室は、所在地を保土ケ谷区岩井町178から岩井町318まで、構造を馬蹄形トンネル、建築年代を昭和5(1930)年、設計を横浜市、施工を不詳と記す。横浜市道路・交通政策局橋梁課は、市認定歴史的建造物になったのが平成12(2000)年11月、土木学会選奨土木遺産になったのが平成18(2006)年10月であると記す。

橋梁課の資料は、この隧道が震災復興の際、磯子・岡村・蒔田・大岡方面の配水強化を図るため、道路用トンネルと兼用で計画・整備されたと記す。外観表面は、梁とトスカナ式の柱部に花崗岩、その他はフランス積レンガを張ることにより、梁と柱の構造的なデザインを明確にした優れた意匠になっているとも記す。横浜市水道局の横浜水道130年史は、この隧道の写真に、保土ケ谷区岩井町、関東大震災復興事業の一環で整備、1930(昭和5)年完成という説明を添える。

横浜市の道路トンネル等長寿命化修繕計画は、東隧道を橋梁課が財産管理する道路トンネル28施設の一つに挙げ、竣工1930年、延長168.0メートル、幅員5.3メートルと記す。同じ一覧では、二年早く掘られた中区の山手隧道が延長219.0メートル、幅員10.7メートル、昭和2年の代官隧道が延長121.2メートル、幅員5.1メートルである。土木学会は、南区の大原隧道と二つで一組にして、この隧道を横浜水道に関わる隧道として選奨した。トンネルの中は車の通る道である。坑口を見るときは歩道からとし、車道に立ち入らないようにしたい。

東隧道(水と道を、一つの穴に通した震災復興)の位置を示す地図
この地点の地図(地理院タイルに地点を加筆)

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